ホットケーキを焼く

前日に見ていた録画番組で、ホットケーキを美味しく焼くコツをやっていました。
それを一生懸命、わたしに説明してくれるせっちー。
「自分で焼いて、試してみる?」と聞くと、「やりたい〜!」


なんちゃっておうちモンテッソーリ育ちのせっちーです。
こんな手順で説明・提示しました。

  1. 道具と材料を口頭で簡単に説明。片付けのことも先に伝える。
  2. 道具と材料を子どもが準備。
  3. レシピ・作り方・使い方の説明書きを子どもが読む、読めないところ、わからないところ等質問を受ける。
  4. 子ども、自分でやってみる。つかず離れずで、近くで見守る。教えて・手伝ってと言われてから手助け。必要に応じて、やってみせる。
  5. 焼き上がり後のサーブや片付けも子どもが行う。


提示のやりかた、幼児さんと小学生はかなり違います。
幼児さんには、言葉を少なく、8倍スロー、わかりやすくやって見せる、でした。
小学生は、字も習っているし、説明は手短にして欲しい、早く取り掛かりたい、要領よくやりたいという気持ちが強くなっています。なので、ポイントを先に伝えたり、パッケージに書いてある説明文を自分で読んだり、盛り付け等子どものセンスに任せるといったことを心掛けています。


いつ何時、これやりたい!と言い始めるかわからないせっちー。
日常生活の中でやりたい! できるようになりたい!という様子が見られるときは、どんなやりかたなら子どもでもできるか考えて、手順を自分なりにおさらいしておきます。低学年では難しいかなと思うところは、何か代わりの道具や方法がないか探したりします。


ちなみに、今回、ホットケーキの粉を混ぜるとき、ホットケーキミックスにおまけでついてきたシェーカーを使いました。
こういうのを使えば、周りをあまり汚さず、簡単にできますからね。


そして、実際にやりたい!というタイミングを逃さないようにし、「自分でできる」を増やせるように。
この繰り返しで、家庭内でしまってあるものの定位置も覚えるし、お手伝いの範囲も広がります。