「モンテッソーリ教育 理論と実践 2日常生活の練習」

地元図書館のシステム入れ替え後、学研のこのシリーズがヒットするようになり、窓口での予約がしやすくなりました。まずは、日常生活の練習でしょう!と予約申し込み。2週間ほどして、届きました。\(^o^)/


第一章モンテッソーリ教育実践理論の構成、第二章モンテッソーリ教育の実践、第三章「日常生活の練習」のねらい、第四章「日常生活の練習」の実践的具体例、第五章線上歩行練習と静粛練習という構成です。日常生活の練習のみに特化されているのかと思ったら、モンテッソーリ教育の理論も。それだけ、大切ということなんでしょうね。


おもしろいよ、借りてよかった!が最初の感想。
以前から気になっていた「子どもの家」の設置基準。幼稚園や保育園との違いを考えると、興味深いです。
具体例は、提示に必要ないろいろな情報が含まれていて、以前購入した「家庭におけるモンテッソーリ教育の実践 ~未就学児のために~」と同じような形式です。対象年齢、必要なものや準備、手順、興味の中心、誤りの訂正、目的等。教師養成コースでは必ず含まれる要素なんでしょうね。「家庭における・・・」が挿し絵なのに対し、こちらは写真が豊富です。模範提示通りとは限らない旨の注釈がありますが、百聞は一見に如かず、とてもありがたいです。
てんしのおうちのIT勉強会で映像を通じて、朝日カルチャーの実践・手作りのモンテッソーリ教育の講座で直接見て学びましたが、抜け落ちているもの、あいまいになっていることがいろいろあります。時間の制限等から省略されているものもあります。それぞれ、習った直後にこの本を広げたら、理解がより深まったのではと思います。


我が家は末っ子が6歳、もっと早い時期に読んでいれば、一層役に立ったのにと少し残念。今から購入は、んー、どうでしょう。返却期限まであと一週間、マメに見返して、必要なところはノートに追記したいけれど、時間あるかしら。