わくわくどきどき夏休み工作スタジオ

以前から気になっていた、都立工業高校で行われる小中学生対象のものづくりの講座。
今年初めて申し込み、運良く当選し、参加してきました。
都立北豊島工業高校の「銀の指輪作り」です。


受付で、受講料の領収書を見せて、保険料を支払い、名札を受け取り、開講式の会場に入ります。九時から開講式。校長先生のご挨拶と諸注意などの説明のあと、講座ごとに会場へ移動。 一般教室ではなく、実習室みたいな広い教室。工程ごとに場所が決まっていて、これはここで、次のそれはあちらでと動いていきます。指輪作りの参加者14名だそうで、ほとんどが女子でした。


まずは、先生から説明。銀の特徴や指輪の作り方など。夏休みの自由研究に生かせるように、銀の特徴などはやプリントで配ってくださいました。
ざっくりな書くと、模様のついた針金状の銀を切断し、丸めてろう付けし、形を整えて研磨して作ります。じゃすによると、彫金ということになるそうです。
作業着姿の先生が5・6人、制服や実習服の生徒さんが7・8人といったところでしょうか。もっといらっしゃったかも。正確さが求められるような工程(指輪の大きさに合わせて裁断)や危険が伴うような工程(バーナーを使用)は生徒さんがやってくれます。


細いほうが作りやすいそうで、みんな細めの針金からスタート。最初のひとつを作るに。二十分くらいかかったでしょうか。ふたつ目からは、より丁寧にスピードアップして作っています。小3~中学生対象の講座でしたが、先生がたや生徒さんの上手なサポートに助けられ、 できなくて困っているような参加者はいませんでした。みんな着々と作り上げていきます。ひと家族、最低でも5個は作れますよとおっしゃっていましたが、ほとんどの参加者はそれ以上作っていたのではないでしょうか。実は、工業高校の生徒さんのわたしのイメージ、いかついオラオラ系や茶髪だったのですが。ほんわかした雰囲気で、作業はきびきび。進学校に多い、眼鏡&ふっくら系ではなく、シュッとした細身のスマートなお兄さんとお姉さんたちでした。なんか、印象が変わりました。


お昼ご飯は、開講式の会場や指定の会議室に移動して。校内の自販機も利用できました。お昼の時間は、図書室も開放してくれて、食べ終わったあとも退屈せずに過ごせます。前後の時間も、バーナーを使うろう付けは何時まで・何時から、会場の施錠・解錠は何時というように、融通を聞かせてくれていました。キリのいいところまでやりたいとか、早めにいって続きをやりたいとか、子ども心に沿ってくれてます。うれしい心遣いですね。時間についても、口頭での説明だけでなく、ホワイトボードに大きく書いてくれます。


二時半前?に一度集合し、指輪のケースや磨くためクロスが配布されました。学校からのプレゼントだそうです。がんばって作った指輪をキレイなケースに入れて持ち帰りできるなんて、女子はテンション上がりますよね。
最後は終わったひとから流れ解散。開講式の会場でアンケート(参加者・保護者それぞれ)を記入して終了でした。


せっちー、とても楽しかったそうで、また来年もやりに行きたい!と言っています。抽選だからね~、行かれるといいね。