『自分のアタマで考えよう』
年末年始のお休み用に地元公立図書館で取り寄せて借りました。年末、同様に借りたちきりんさん(id:Chikirin)の著作。
子どもたちに読んで欲しいなぁというのが第一の感想。
普通に日本で学校生活を過ごしたワタシ、ダブルスタンダードに対する違和感を常々感じていました。教科書にはこう書いてあるし、先生はこう言うし、友だちもみなこっち方向を向いている。でも、自分は、なんか違うと思っている。だけど、そこから抜け出すためには、知識も能力も勇気も必要。誘導されるままに、その中でいい立ち位置にいたほうが実際のところ、ラク。でも、何かおかしい。おかしいけど、そこから脱出できるほどのものを持ち合わせていない自分は、もやもやしたまま、どうしたらいいのかわからない・・・。
自分のアタマで考え、行動することを恐れていたのですね。
その時代に読みたかったなぁと思いました。
じゃあ、今は? どうかな〜。波風を立てずに、自分のやりたいことをやるには、どうすればいいのか、模索してるかも。
高校生のうらんに読んで欲しいと思うけど、興味をそそられるとは思えないから、難しいところ。そもそも、高1なのに、大学受験体制な学校で、読書の時間もなかなか取れない。ねん出した時間は、自分の好きなことに使いたいだろうしなぁ。おススメ、一応、してみよう。
- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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