相良敦子先生とアイちゃん先生のお話をうかがってきました!

以前、通いました朝日カルチャーの田中昌子先生の「実践・手作りのモンテッソーリ教育」。この10月から新クールが始まります。それに先だって行われるプレ講座で、今回は、相良敦子先生がいらっしゃるということで。久しぶりに朝日カルチャーに行ってきました。


第一部、相良先生の「今、モンテッソーリ教育に学ぶこと 子育ての知恵」。
敏感期、知性、正常化など、モンテッソーリ教育のエッセンスをぎゅっと凝縮したお話でした。
何をすべきかわからないときは、今に集中する、子どもの奥底になる輝くものを見る、幼児期の経験によってその後の生き方が変わってくる、初めがあって終わりがあるなど、心に残る言葉がたくさんありました。


第二部、アイちゃん先生の「子どもの心と脳を育む 実践・手作りのモンテッソーリ教育」。
10月から1年半に渡って開講される講座の案内をパワーポイントと動画で。
その中で文化教育は興味の種まき、できるだけたくさん、結果を求めずという言葉に、幼児期から学童期に入ったせっちーに、まだまだできることがあると感じました。


募集して一度定員が埋まってしまい、場所を変更したそうで、普段の講座よりも大きな教室で行われました。ざっと見て、60名ほどは参加されていたのではないでしょうか。
IT勉強会で学ばれているかた、以前朝日カルチャーで学ばれたかたも、休憩時間に先生に挨拶をしていました。


講座のあと、相良先生にもサインしていただいちゃいました\(^o^)/
今朝、Twitterでのつぶやきにリプライをいただきまして。そうだ! サインいただけるかも!と、先生お二人の共著で、アイちゃん先生にサインをいただいた「お母さんの工夫」を持参したのです。


前クールでアシスタントをされている、主に通っていた時期に一緒に学んたかたにもお会いできました。帰りには、お休みしてしまった言語教育の取り直しでご一緒したかたとランチ。皆さんが取り組んでらっしゃる様子を聞くと、モチベーションが上がりますね!
とても素敵なひとときでした。


実は、今日の講座と明日のオーソモレキュラーの講演会、どちらに参加するか、とても悩みました。どちらも聞きたいけれど、土日両方は家を空けがたく。今の自分により大切なほうを選びました。参加できてよかったです。


この日記、アイちゃん先生やIT勉強会という言葉で検索してきてくださるかたが時々いらっしゃいます。IT勉強会と朝日カルチャーの両方を受講した者としましては、可能なら、両方受講することをおすすめします。わたしは、ある程度IT勉強会が進んでから、朝日カルチャーに通い始め、スクーリング的な感覚でした。提示や教具を実際に見ることで、より深く理解できます。子ども役で提示を受けたり、映像だけではわからない質感や手触りを知ることができました。


ペーパー保育士のわたし、モンテッソーリ教育を知ってから、子育てが変わりました。
我が子が成人したときに、一通りの身の回りのことができ、周囲に振り回されることなく、自活して暮らしていかれるようにという大雑把な教育方針で、早期幼児教育とは無縁、保育園の先生と育児の味方につけて子育てしてきたつもりでした。


ところが、小1になったじゃす(現中1)が、ひらがなの書き取りの宿題に、1字書いては30分泣き、なんとかなだめても、次の1字を書いたらまた30分泣く。子育てのどこで何を間違ってしまったのか苦悶する日々に。
そこで読み漁った育児書や幼児教育の本の中に、相良先生の本があったのです。ここに書かれていることがもし本当なら、これまでの育児の困ったにも納得がいく(←うたぐり深い)。
そして、取り組み始めまして。子どもの不思議な行動にイライラすることも減りましたし、子どもを待てるようになりました。こんなへたれたわたしのおうちモンテでも、せっちーには、モンテッソーリ育ちの子の特徴の一部が見てとれます。体操や音楽などを教わるとき、学ぼうという気持ちがあるときは、とても集中してお手本を見ていて、その通りにできることが多いのです。見て学ぶ力が備わっているのがわかります。そう感じることができるようになり、続けてよかったと思うのです。


なので、いろんなかたにモンテッソーリ教育を知って欲しい気持ちなのです。ググると、お受験の幼児教室でいっぱいヒットしてしまい、悲しくなります。本当のモンテが、もっと広く伝わりますように。