「実践・手作りのモンテッソーリ教育」最終回

昨年4月から通い始めた、朝日カルチャー新宿の講座「実践・手作りのモンテッソーリ教育」、今日がラストでした。


1クール学んで感じたことは。直接学べることや仲間がいることの素晴らしさです。わたしは、講師の田中昌子先生のIT勉強会の講座も受講していますが、通信とは違ったよさがあります。受講者が順番に子役をやり、提示を経験できます。実際に教具を手に取ることもできます。講座の後、希望者でランチに行き、その時に、先生に質問もできますし、他の参加者のかたの話を聞くこともできます。わたしは、自分の子どもがモンテッソーリ園に通えない(保育園でないとダメだし、待機児童が多い地域で、事実上選べない)ため、モンテッソーリ園に通わせているかたの話は新鮮でしたし、家庭だけで実践してきたというかたの話には背中を押してもらいました。


モンテッソーリ教育のおかげだけとは言い切れないのですが、最近気づいたことがあります。それは、うらん(中1)の字のことです。小学校入学以来、面談の度に、「授業態度もまじめで、学習内容も理解しているのに、そうとは思えない字を書きます。」 汚い(>_<)だけでなく、ふにゃーんとした細くて薄い弱々しい字なのです。2Bでないと、字が読めません。小学校の先生がたによると、理解度と字のきれいさは、おおむね比例するのだそうです。
思い返せば、外遊びの好きな、部屋の中でも歌って踊るタイプの活発な子でした。モンテッソーリ教育を学ぶにつれ、手先を動かすようなことって、していなかったことを後悔するようになりましたが。モンテッソーリ教育を知り、IT勉強会で学び始めたときには、うらんは小4の終わり。幼児期にやるような活動にはあまり興味を示しません。そこで、相良敦子先生の本のお手伝いを通してというのをヒントに、

  • 夕食の盛り付け
  • 袋や栓を開ける

のを手伝ってもらうようにしました。盛り付けは、指・トング・菜箸など、使うものはいろいろです。菓子袋などを開けるときは、必ず指先を使いますよね。そういうことを、意識して割り当てるようにしました。
それ以外に、ビーズ手芸が気にいったようでしたので、子ども対象・子ども可のビーズ教室は積極的に参加しました。


中1の現在、うらんの字は、ややキレイになりました。今でも2B使ってますが、線がしっかりして、周囲からもキレイ言ってもらえるようになったそうです。本人は、努力の結果と言ってます。
エステやダイエットと同じで、やった場合とやってない場合を比較できないので、モンテのおかげ!とは言えませんが、母としては、役に立ってるんじゃないかなと思いたいです。


最後の回だったので、お母さんの工夫―モンテッソーリ教育を手がかりとしてを持参して、サインをいただいちゃいました。この講座だけでなく、IT勉強会が終わっても、先生のお言葉を胸に、親として成長していきたいです。


朝日カルチャーの講座は、日常生活の練習・感覚教育・言語教育・算数教育・文化教育・上級算数の各コース、毎月1回・各3回。残念ながら、フル出席できず、言語教育は、インフルエンザと学校行事で2回休んでしまいました。次クールの言語教育のときに通いたいなと思ってます。他の参加者のかたも言ってらしたけど、ランチだけでも参加したいなぁなんて。


相棒の協力なしには、月1回とはいえ、1年半も通えません。子どもたちのお昼ごはんのお世話とせっちーのスイミングの送迎をしてもらいました。ありがとう。