「Oxford Reading Treeをとことん楽しもう!!」

SSS全国講演会のページで知った、ORTのイベント(要事前予約)に三人娘を連れて行ってきました♪


第1部(13時〜14時)は「Kevin's Fun Reading of ORT!」という親子イベント同タイトルのORT活用法のDVDも出してらっしゃるKevin先生による読み聞かせイベントです。
ホワイトボードに絵を書いたり、ボールを使って答えるひとを決めたり、いろいろな工夫+エンターテイナーなお話ぶりで、うらんもがみも大笑いしながら楽しんでいました。「英語べつにぃ・・・」ながみまでも、一緒になって英語でリピートしたりしてましたからね♪
読んでくれたのは、

家で読んだことのない本のほうが多かったけれど、全然へっちゃらでした。


覚えてる範囲で、どんなことやったかを書くと。
やわらかめのボールを投げながら、"I like books. How about you?"と問いかけて、受け取った人(子どもとは限らない!)が、"I like books, too."と答えたり。本だけではなく、ほかのもので尋ねたり。
Kipper's Diaryを読んだ後は、月曜日は何をした?とか天気など、本の内容についてきいたり。そして、曜日を覚えたら、子ども5人前に出てもらって、並んだ順に曜日を行っていき、日曜日が当たったこは席に戻り、最後に残った子がプレゼントをもらえたり。
フォニックスもありましたが、ORT素材。無関係に単語がでてくるのではないので、覚えやすい気がしました。
最後の一冊は、会場にいた参加者の子がKevin先生と一緒に読みました。字も読めましたし、絵を見て話すこともできる、英語に堪能なお子さんで、おそらく、保護者は感心したり、どんなふうに身に付けたのかなと思ったりだったろうと思います。だた、子どもたちは、みんな飽きてました。大きな本を使ってはいましたが、そのお子さんが本の前に立っているため、本の内容が見えないのです。先生とお子さん二人だけで楽しんでいるといった様子でした。


全体の感想としては、こんな風にできるんだ〜とひたすら感心しました。でもでも、日常生活の中で、家庭でやろうと思ったら、アイデアをどんどんストックしていかないと・・・。その場になって思いつくものじゃないです。少なくともσ(^_^;)は、準備しないと、さらっとはできません。
せっちーが膝にいて&その後も忙しくて、きちんとメモ残せなかったのが残念。


第2部(14時30分〜16時)は、イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶというトークショー。著者である宮下いづみ先生と古川昭夫先生が、それぞれ、子どもとORTを読む・大人の多読でORTを読むことについて語ってくださいました。三人娘は、休憩の間に相棒に連れて帰ってもらいました。


宮下先生のお話は、主に英語で説明。35分ほど。資料はA4判1枚で、その資料の話よりも、児童英語を教える際の実技が中心といえばいいでしょうか。ORTのお話は、いろいろなテーマがあり、春夏秋冬の季節感や行事などがあるので、その時節にあった素材の出ている本を読むことができます。

  • 夏・・・The Water Fight
  • 秋・・・New Trees
  • 冬・・・The Scarf, Village in the Snow
  • 春・・・Strawberry Jam, The Egg Hunt

行事

それ以外でも、School, Book Week, Homework, Disaster, The Storm, Flood, Fairness, It's Not Fair, World History, Religion, Noah's Ark Adventureなどいろいろ。
参加者が児童英語教育関係者が多いということで、そちら向きの話を中心にということでした。そのまま実践できる遊び・ゲームなど。Up and Downで、それぞれの動作をしたり、リズムをつけて読ませながら、どんどん早く言っていったり。季節の話のときは、ホワイトボードを子ども中心に配って、例えば夏らしいものを描かせたり。Reds & Bluesのときは、赤青のボールを配って、その色が出てきたら、手に持ったボールを挙げたり、投げたり。モールを配って、自分にイニシャルを作らせ、フォニックスをやりながら、イニシャルのときに立ったり。フォニックスも、a a appleのような単語ではなく、音・音・読み方になるようなものでした。(←わかりにくいね。例えばt・t・teaって言ってるような感じ)


本筋とは関係ないのですが、児童英語教育関係者さんたち?は、メモを取るのが忙しいそうで、全員でやるアクティビティーのときも、無視無視無視。座ってメモ取り続けてました。見ていて、とても感じ悪かったです。そんな先生の教室は、通わせたくないぞっと。


古川先生のお話は、日本語で35分ほど。多読入門本で知っていることも多かったのですが、書かれていないことも。それは、ORTだけでの多読のレベル上げは無理だということ、レベル0.6とレベル2で壁があることとその乗り越えかたです。子どもと一緒に多読のσ(^_^;)には、とても大切な話です。先生のレジュメはわかりやすく、でも、レジュメになってなかったところがとっても興味深く、なのに、メモがとりきれませんでした。最後の方の小学生だったら、どのシリーズがいいかの話とこです。(/_;)


Kevin先生のお話の後、親子連れはほとんど去り、宮下先生のお話で更に人数が減ってしまいましたが、わたしには興味深いところも多々。


さて、こういうイベント初めて&会場の丸の内オアゾも初めて。
13時からのイベントなのに、13時開場。参加費(一組\1,050.-)支払い&名簿チェックで、実際に始まったのは20分ごろ。それでも、ケビン先生、1時間やってくれて、うれしかったです〜。16時終了だったので、宮下先生と古川先生のお話が短くなっちゃったのかなと思うと、残念。