いろいろわかったこと

昨年一月から三月に勇気づけの講座を受講した後、ゆっくりいろいろ考えているうちに、自分の育ちのいろんなことに気付いてまいりました。


幼いころは、天真爛漫系のぼーっとした子で、あまりにぼーっとしていて、転んで側溝に顔面をぶつけて、血だらけで帰宅したり、ワンコのうん○を思いっきり踏んづけてしまったり、振り返っても、大丈夫なのこの子?と思うような子でした。


が、気付くと、表はお勉強のできる品行方正なお利口さん、裏は人間関係等で悩む内面ドロドロ、本人としては苦しい中高生時代を過ごしました。大人しくて、かわいくもないのに、常に彼氏がいたんですが、ダメ男ばかりだったしね〜。そのダメ男に振り回されるし、外で疲れ切って帰宅するから、家に帰るといつも寝てたし、家で勉強できないとわかっていたから、学校で勉強するためにいつも勉強してる真面目キャラと思われていたらしいし。海外留学を目指して、ダブルスクールしているような子だったんだけど、そういう自分が好きなんだけど、学びたいものが見つけられないでいたりして。


そんな生活だった一番の理由が、自己肯定感の低さだったということに、気付いたわけです。いや、そうなんだろうと思いつつ、フタをして見ないフリをしていたのを、フタを開けて再確認したといいますか。
なんで、そんなに自己肯定感が低いかというと、「あんたって本当にバカねっ!」と言われて育ったからなんですね。親ではなく、姉がことがるごとに言っていまして、親は決してそれを止めたり否定したりしなかっため、親もそう思っていると感じていたわけです。
で、父は一人息子が小さいころから夢中でしたし、母は帰宅の遅い姉を追い掛け回して、家にいなくて、わたしは家で放置されていまして。
自分はダメ人間だから、人の三倍努力をしなくてはいけない、聞こえのいい大学に入って、聞かれても恥ずかしくないところに就職しなくてはいけないと思っていたわけですね。そうしないと、誰もわたしに関心すら持たないと思っていたわけです。
でも、それをやっても、結局自己肯定感は低いままなわけで、どこにいても、くつろげない。一人でいるときが一番安心だったのです。
海外留学したかったのも、口うるさい親から、できるだけキレイに文句を言われずに離れる有効な方法だと心の底のほうで判断したからのようです。


でも、ご縁あって結婚して、子どもが生まれてみると。どんなわたしであろうと、子どもはわたしを全力で必要としてくれました。子どもに救われたわけです。そもそも、ダメ男ではない相棒と、結婚までできてしまったわけで。あれ? わたしってそんなダメ人間でもなかったかも・・・と思い始め。
モンテッソーリ教育に出会って、せっちーがぐんぐん伸びる姿を見て、わたしって、ダメ親じゃない気がする・・・と感じ。
変に気張らず、マイペースにやるようになってから、すごーくラクになり、いろんなものの折り合いがつくようになり。
最近は、本当にいい感じにのんびり?やっております。いいことに気付けたなぁ、よかったなぁ。


そうそう、勇気づけの講座、ほかにも受講したいものがあるのですが。講師がスマホいじってて、わたしの名前を呼び間違えたりして。内容的には、その講師のかたは素晴らしいんですけど、わたしはそういうタイプの人が苦手で〜。きっと縁がないんでしょうね。