都道府県

アイちゃん先生のIT勉強会「てんしのおうち」で学び、細々とおうちモンテッソーリ教育をしている(た?)我が家。共働きで、教材等を手作りするのが難しく、こんな市販の知育教材も使っていました。
文化教育の日本の地域には、

  • くもんの日本地図パズル
  • くもんの日本地図カード
  • 百均の都道府県かるた


このうち、日本地図パズルと日本地図カードは、同じ会社(くもん出版)が製造しているもの。ところが、一緒に使うには残念なところがあります。それは、地方ごとの色分け。
パズルのほうは、北海道は青、東北地方は緑、関東地方は黄緑。カードは、北海道はピンク、東北地方は青、関東地方はオレンジ色。
一緒に使おうとすると、どうしても違和感があります。連動して使える色になっていないのです。


例えばペアリングするとき。パズルの形とカードの地図の形、同じものを合わせてねと言ったとします。都道府県の形が同じものを合わせてと言っても、子どもは、持ってる知識や感覚を総動員させて、色を手がかりにしようとするかも。地方ごとに取り出していれば、まだ混乱しないかもしれませんが、47都道府県で行うときには、とまどうかも。なので、パズルとカードを一緒に使うときは、地方ごとに色分けされた基本ピースではなく、白い発展ピースを使っていました。


ちなみに、百均のかるたは、当たり前ですが、読み札と取り札があり、取り札のキーとなる文字は、都道府県名ではありません。読み札には、「ナントカカントカ何々県」という風に、最後に都道府県名がでてきます。かるたとして使う分には問題ありませんが、パズルやカードと一緒に使おうとすると、「くまもとけんなのに、なんで『あ』なの?」と聞かれます。


たまたま、相棒が親戚の結婚式で地方に行くことになり、それはどこ?という話から、都道府県のお仕事を引っ張り出したのでした。
あるものを利用するのも、難しさがあるという、すみません、当たり前なお話でした。