はじめての鍼灸院

行ってきました。昨日予約して、病院でチラシを見て電話してること、安産灸ではなく、つわりを軽減したくてという話をし、名前だけきかれました。
行ってみると、普通の民家です。鍼灸院はそういうことが多いようですね。ドアをあけると、普通の玄関が待合室&受付になっていました。前の患者さんの治療中で、登録のカードみたいなのの記入とお手洗いを済ませるように優しく声がかかりました。
さて、治療のはじめ、ジーンズと靴下を脱いで、まず、足浴。あったかいお湯に5分ほど(ぬるく感じるようになるまで)足をつけます。つわりに冷えは大敵で、足をあっためるだけでも、効果があるそうです。治療師さん(お灸をすえてくれるかた、何て呼ぶのかよくわからないから、以下治療師さんとします)が、現状を口頭で確認します。かかっている産婦人科、妊娠週数、つわりの状況(もどすよりも、空腹時の胃液の逆流がひどいこと、胸焼けがひどいこと)のほか、子どもが何人いて、どこで出産したか、普通分娩か、つわり以外の気になることなどもです。風邪が治らないでいることとアトピーのことも話しました。
次に、鍼灸師さんが、脈をとりながら、ツボの位置を確認し、鍼を打っていきます。鍼は、とても小さなようで、ちょっとちくっとする感じです。胃のあたりと肩と脚などが中心でした。えーと、腕はどうだったかな? 忘れちゃいました。この鍼灸師さんは、目が不自由なようで、肌の色などについては、治療師さんが伝えていました。つわりの症状がなくなるまで続けたほうがいいよと話があり、鍼を打ち終わると、治療師さんに、お灸をすえる位置を指示、次の患者さんが来たのでそちらに移られました。
それから、お灸です。鍼灸院で使っているのは、小さなもので、熱いというより、ちくっとします。治療師さんが、ツボに置いて、お線香で火をつけて、燃えたら指先で押さえるという要領です。自宅ですえるお灸は、これとは違い、筒状のものです。ツボは、ペンで印をつけてくれます。
といったところで、お終いです。時間にして40分くらいでしょうか。お代は、初診料は産婦人科経由で割引となり、つわりの治療だい4000円と自宅用のお灸(1200円くらいだったかな?)でした。次回の予約をしました。
終わってみると、特別疲れたとかだるいとかいうことはなく、体がほかほかしています。できれば、このままごろごろ寝ちゃいたいような気分です。(午後は心地よく昼寝にいそしみました。)
印象は、とにかく、アットホーム。治療は話しながらで、いろんなお話がきけました。治療師さんは、助産婦さんと活動することが多いそうで、この辺りの助産院をご存知です。ごく近所にはないんですけどね。わたしがお世話になっている産婦人科ともいろいろやりとりがあるということもわかりました。


気になる効果のほどですが…。
1回やって、劇的な効果があるようなものではないと思います。ですが、なんとも言えない胸焼けは薄れた気がします。これから毎朝、足浴とお灸2箇所をすることになっているので、期待しています。