ロンドン旅行記後記1 旅行会社とツアー

 今回の旅行は、H.I.S.(エイチ・アイ・エス)の海外ツアーを利用しました。

 とにかく日程ありきでしたので、海外旅行ツアーを検索できるサイトで日程と旅行先で探してみて、ヒットした内容を読んで、候補を絞り込み、その旅行会社のサイトで詳細を読んで、さらに候補を絞ってきました。

 並行して、航空チケットと宿泊を別手配した場合の手間と費用も調べて比較しました。短期の旅行だと、むしろ、セットのほうが手間と費用だけでなく、トラブル時の対応も1か所で済むという結論になりました。そんなにたくさん飛行機に乗ったことのないわたしですが、悪天候により出発時間が数時間遅れたり、経由地で強制宿泊になったことがあります。どちらも復路だったので、旅行そのものに影響はありませんでした。これが、往路の場合、ホテルがno showでキャンセルされないよう、連絡を取らなくてなりません。長い旅行なら、別手配が楽しいと思うのですが、今回は航空券+ホテルのスケルトンツアーを選択です。

 日程以外で重要視したのが、フライトです。

 まず、往復のフライトが直行便であること。日数が短い弾丸ツアーなので。

 次に、フライトの出発時間。それにより、往路だと前泊が必要になるかもしれないし、移動で1日使うかもしれない。追加費用や実質の旅行時間にかかわるところです。

 それから、並び席対応の可不可。可の場合、料金込みなのか、追加料金が必要なのか、申し込み期限はいつか。

 

 ここまでで6ツアーが候補になりました。旅行代金はプラスマイナス3万円くらいだったと思います。その中で、H.I.S.になったのは、いくつか理由があります。

 一番の理由は、店舗申し込みでもウェブ申し込みでも普通に申し込む分には費用が変わらないため、とりあえず、相談に行ってみたら、対応がよかったことでしょうか。こちらの疑問への答えをいただけただけでなく、知らなかったことや気付いていなかった部分も説明をしていただけたことです。費用が変わらないと書きましたが、勤務先の福利厚生などで、特定の申し込み方をすれば数%オフになり、店舗だと適用外です。差額を取るか、安心を取るかという部分で、店頭で安心を選んだという感じでしょうか。

 それから、候補ツアーの多くがウェブ申し込みか電話申し込み限定の価格だったことが挙げられます。ウェブ申し込みの場合、仮申し込みの途中までやってみないと、試算できない会社もありまして、実際にやってみましたが。海外旅行に不慣れだと、なかなか難しいものがありました。間違えて申し込んでしまった場合、変更やキャンセルが有料か無料かも確認しつつ進めなくてはいけません。時間に縛られず、目で確認しながら申し込める利点はあるのですが。そういった意味では、多分、電話で問い合わせて、疑問を解決しながらが、最安だったろうと思います。

 また、オプショナルツアーを追加申し込みできることもメリットでした。ワーナーブラザーズスタジオツアーは、公式サイトでの受付終了が早いけれど、そこで満席でも、旅行会社経由で送迎付で手配が可能ということは、事前にわかっていました。バス送迎でスタジオを離れる時間が決められているツアーが多い中、H.I.S.には、滞在時間を自分で決められる鉄道チケット付ツアーがあり、公式がダメならこちらをと考えていたからです。

 そして、できれば、大手を利用したかったということもあります。旅行会社が経営不振で・・・ということが起きないように。大手だから大丈夫ということにはならないとは思うのですが。

 最終的には、追加料金なしでの並び席手配や、90日前までの申し込みで帰りのホテルから空港までの送り付、探した中では、トータルでこのツアーがベストという結論でした。

 

 実際、利用してみてどうだったか。満足です。

 スタッフ対応がよかったことは以前も上にも書いた通りです。それ以外にも、申し込みの数日後に申込金の支払いに行った時にはホテルが確定していたり、オプショナルツアーも申し込みしたその場で手配と、すばやい。旅行業界はそれば普通なのかもしれませんが。

 また、店頭では、費用を分割してクレジットカード払いできました。福利厚生により一定額が差し引かれるカード、キャッシュバックのつくカード、ポイントの高いカードを組み合わせ、実質の費用を数%抑えることができました。通信販売だと一枚のカードでの支払いが普通だと思います。

 ツアーそのものについてだと、今回のような短期旅行だと、送迎付きはありがたいですね。往路は日本語の現地係員さんでしたので、さまざまな説明がきけて助かりましたし、復路は英語のドライバーさんでしたが、無料でしたし、ホテルから空港まで荷物ごと運んでもらえるのはラクですね。

 ホテルも後述しますが、立地のいいところが手配され、事前にレビューを読んで対策(笑)できたのもよかったです。

 不満というか、こうだったらよかったのにというところがないわけではないです。事前案内がわたしにはわかりにくくて。日本から海外旅行に行くお客さん用のものだから仕方ないのでしょうが、日本の空港や出国についての案内はあるのですが、復路の空港はなく。日本国内のことは日本語で調べられるから、むしろ、ヒースロー空港の情報が欲しかった・・・。対象が広いから、コスト的に印刷物では、難しいんでしょうけれど。オプショナルツアーの鉄道のチケットの案内が初心者にはわかりにくかったり。鉄道のシステムそのものが違うので、これもまた難しいのかもしれませんが。これらは、旅慣れている方には不要な部分なので、仕方ないのかもしれません。

 

後記、テーマを変えて続きます。